俺ひとりも30代になり、身体のメンテナンスが必要な年頃になってきた。特に、運動不足が甚だしく、社会人になってからエクササイズはセックスくらいしかして来なかった。

これではマズイ、と一念発起し、何か武道でも習おうとリサーチした所、自宅からクルマで20分くらいの場所で良さそうな太極拳道場を見つけた。実は俺ひとりは昔、合気道をやっていた事もあり中国武術に関心があったのだ。

週に一度のクラスで月75ドルとリーズナブルで、平日の夜か土曜日の朝10時半からのクラスに参加出来そうだ。それで早速、土曜日の午前中のクラスに参加してきた。

入会手続きのため30分ほど前に道場に到着。キッズクラスが行われており、７名ほどが練習していた。アジア系ばかりだが、綺麗系の美少女も散見された。割引を受けるため三か月分の月謝を前払いし、道場オリジナルTシャツを購入。早速クラスに参加だ。

参加したクラスには20人ほどがおり、こちらは人種は白人、黒人、アジア系と多種多様だ。なかには綺麗系の白人美女もいた。

練習はウォームアップ、気功、太極拳の型、最後に実戦を想定した組手で、１時間ちょっとである。太極拳はゆるい動きに見えて足腰に来る。いわゆるインナーマッスルというやつだ。俺ひとりは普段の運動不足がたたり、最後のほうでは足がプルプルしてしまった。

太極拳の型では他の生徒は先生と型を最初から最後まで通して練習していたが、初心者の俺ひとりはマンツーマンで型を教わった。全部で100近い動作があるが、今日は最初の２つを学んだ。やってみるとなかなか難しく、動きを覚えるのが大変そうだ。

ともあれ、練習後は非常に爽やかな気分となり、かなり健康効果は高そうだ。今後は食生活の改善、充分な睡眠、適度な運動を心がけたい。

金曜日の夜という事で、またスーパー ミツワに来てしまった。ミツワについては前回記事https://orehitori.muragon.com/entry/4.htmlに詳しい。

今日は併設されているフードコートで味噌カツを食した。

これで10.6ドル也である。日本の感覚からすると少々お高いが、チップが不要なのでアメリカではお値段以上ニトリである。

考えてみれば、昼メシも天丼を食していたので完全にオーバーカロリーである。しかし、食べたい物を、食べたい時に、食べたいだけ食べる、というのが俺ひとりのmottoであり、この10年で体重は10キロ増加した。

美味しゅうございました（岸朝子風）。

カエサルは言った。『何ものにも増して私が自分自身に課しているのは、自らの考えに忠実に生きる事である。だから、他の人々もそうあって当然と思っている』と。

俺ひとりも、そうありたいと願っている。しかし、夢を語るには、相悪の力量が必要だ。力量とは何か？経済的な実力である。