俺ひとり

独身主義を貫く俺ひとりが日常をハードボイルドに切り開くブログ。

ザワークラウトを食す

海外に単身赴任している駐在員にとって、健康管理は何より重要である。俺ひとりも乱れた食生活を送っているが、野菜はキチンと取るようにしている。


アメリカ国立ガン研究所が2000万ドルの予算を掛けてガン予防に効果のある野菜を調べたところ、ニンニクなどと並んでキャベツに高い発ガン抑制効果がある事が分かった。ニンニクは口臭に影響するので平日は控えたいが、キャベツであれば手頃に手に入り、食べやすい。


ただ、キャベツは生では余り多くを食べられないし、加熱するとビタミンCなどの有効成分が失われてしまう。そこで、俺ひとりが注目したのがザワークラウトである。


ザワークラウトはドイツの伝統食品で、酸っぱいキャベツという意味だ。これはキャベツを塩もみし、出てきた水分にキャベツを浸してキャベツの葉にもともと付いていた乳酸菌による発酵作用で作る漬け物の様なものである。ザワークラウトは加熱しないのでビタミンCなどが損なわれず、乳酸発酵によりむしろ有効成分が強化される。また、植物性乳酸菌が大量にあるので大腸の整腸作用にも良い。何より、塩もみで嵩が減るので手軽に沢山食べる事が出来る。


キャベツを塩もみして出てきた水分に1週間ほど漬けるだけなので、俺ひとりにも簡単に作る事が出来たが、最近は仕事が忙しく、もっぱら食品スーパーで購入している。以下のような瓶詰めで、4ドルほどで売られている。



仕事が落ち着いたら、また久しぶりにザワークラウトを手作りしてみようと思っている。