俺ひとり

独身主義を貫く俺ひとりが日常をハードボイルドに切り開くブログ。

一人称をどうするか?

文章を書く際に、一人称をどうするか、に迷う時がある。本ブログでは俺ひとり、というブログタイトルを使っているが、普段、文章を書く際の一人称は私だ。また、話し言葉では会社や目上の人には私、家族や親しい友人には俺を使っている。


ネットアンケートで、彼氏に使って欲しい一人称は?というのがあり、僕派が多くて驚いた事がある。俺ひとり的には、僕は子供が使う言葉、マザコンっぽい、というイメージがあり、使用を避けてきた。しかし、村上春樹も僕を使っているし、なんとなく優しいイメージがあり若い世代に支持されているのだろう。また、僕は明治維新の志士たちが使用していて一般に広まったそうで、認識を改めた。


現在、日本語の男性一人称でメジャーなのは私、俺、僕などだが、日本語は多様で他にも候補はある。僕チン、朕、麻呂、余など。朕は天皇陛下が使用される言葉であり、我々が使用すると右翼に狙われる恐れがあるが、麻呂あたりは有力な候補だろう。麻呂はイヤじゃ!などと駄々をこねるバカ貴族が連想される。


英語であれば I で足りるが、日本語はより多様であり、頭を悩ます反面、バリエーションがあって面白い。