俺ひとり

独身主義を貫く俺ひとりが日常をハードボイルドに切り開くブログ。

AI付きダッチワイフ

肌寒い冬の夜に、ひとりでベッドに横になると人肌恋しくなる事がある。海外において家族や親しい友人たちと離れ苦労を重ねている企業戦士の同志諸君にとっては尚更であろう。


東南アジアなどアジア圏への海外赴任であれば、ある意味、風俗が日本以上に充実しており、夜の独り寝の寂しさを紛らわす事が出来る。しかし、俺ひとりが駐在しているアメリカは風俗不毛地帯と言って良い。買春という行為がアメリカ人の感覚からすると恥ずべきもの、という意識が強いのだろう。


俺ひとりはだから最近、ダッチワイフについて調べるに至った。

http://www.eles-love.com


すると、ダッチワイフ業界は技術革新の只中にあり、シリコンの先を行くエラストマーという新素材により、よりリアルな肌感が再現されている。確かに、これならイケる。しかも、このクオリティで10万円代で買えるとは…。


現在、世の中ではAI革命が進行中である。AIとは人工知能を意味しており、近い将来、SEや事務職員などのホワイトカラー労働者の仕事を代替する事が予想されている。もし、AIにセックス機能を覚えさせ、上記の最新ラブドールに搭載したら…。大革命が起こるのではないだろうか。


バイオテクノロジーの発展によって、より人肌に近い素材の開発も期待できるだろう。また、ロボット技術を取り込めば、ダッチワイフがAIの指示通りに起動する様に出来るだろう。


かつて、家事労働は人手に頼っており、結婚して主婦がいなければ家政の維持は困難だった。しかし、洗濯機や掃除機、食洗機などの登場で男たちは結婚せずとも家事をこなす事が出来る様になった。しかし、最後の聖域としてセックスが残っていた。


いま、そのセックスまでも新たなテクノロジーによって、家電製品によって代替されようとしている。男たちにとって、結婚する意味は何なのか、より哲学的に根源的な問いかけがなされていると言えるだろう。