俺ひとり

独身主義を貫く俺ひとりが日常をハードボイルドに切り開くブログ。

オナニー貯金

オナニーは、もっとも手軽な性欲のコントロール方法として、聖書の時代から人類に親しまれてきた。しかし、その濫用は青少年の育成上、好ましくない影響を及ぼすとして、ビクトリア朝以降、特に厳しく規制された。


そうした禁欲的な風潮は現在の社会規範にも影響を与えており、多くの同好者にとってオナニーを大っぴらにエンジョイ出来るようになったのは、大学入学や就職によって親元を離れてからだと思う。


私はオナニーをする事を否定しないが、だがしかし、若者たちにはオナニーで満足せずに、是非、風俗にチャレンジして欲しいと思っている。風俗といっても、ピンサロやデリヘルというようなお手軽風俗ではなく、目指すなら風俗の王様であるソープを極めて欲しい。ハードボイルド小説の名手である北方謙三氏も言っている。『ソープへ行け』と。


ソープにはカネが掛かるという事は良く分かる。格安と呼ばれる店でも3万円、高級店ともなればその倍以上はする。カネの無い若者にとって、その支出は厳しい。


そこで私は、ソープに行くための原資を貯める方法として、オナニー貯金を薦めたい。やり方は簡単で、オナニーする度に貯金箱に500円硬貨を入れるのだ。


考えてみれば、オナニーは最大の節約方法と言える。ピンサロでひと抜きしようと思えば5千円掛かるところ、オナニーならばタダだ。だから、オナニーの価値を考えた時、最低でも500円の価値はあると思う。そして、その対価を払うのは、ある意味当然の事だろう。


オナニー貯金によって、私の試算によれば、月に2万円弱の貯金が出来る。それを3ヶ月おこなえば、高級ソープに一回行く事が出来るだろう。


俺ひとりは、そのカネで老後の貯蓄などの草食な使い方をして欲しいとは思わない。普段は行けない高級レストランや、バンコクへの買春旅行の飛行機代とか、非日常の体験のために使って欲しいと思っている。そして高級ソープは、非日常感を味わえる楽しい大人のディズニーランドなのである。