俺ひとり

独身主義を貫く俺ひとりが日常をハードボイルドに切り開くブログ。

陛下にかしずきたい

俺ひとりは右翼ではないが、陛下という言葉に一種の憧れ、ノスタルジーを感じる。天皇陛下、皇帝陛下、そして女王陛下…。人間は弱い生き物であり、また多少のMっ気も有しているため、潜在的に何かにかしずきたい、跪いて臣従したいという欲望がある気がする。


戦前であればそれは天皇陛下であったし、戦後は多くの企業戦士たちにとってそれは会社だった。バブル崩壊後、もはや会社は絶対的な存在ではないと世の中が認識するに至ったが、会社に代わる精神的支柱、忠誠を捧げてかしずく対象を未だ見出せずにいる。近年、社会に広がっている不安心理の要因の一つに、こうした背景があるのではないか。


我々男性が陛下として忠誠を捧げる対象として、女王陛下というのはかなりエモーショナルに響くと思う。イギリスのエリザベス女王の若い頃はかなりの美人だった。陛下、私に命令をお下しください!私は陛下のために闘います。といってビクトリア朝時代のイギリス人たちは世界中に散っていったのだろう。


そう考えると、秋篠宮家の佳子様が天皇になられれば、これはかなり強力なアイコンとして機能すると思う。そうした伝家の宝刀をあえて封印するため、先人たちは天皇は男子が継ぐものと定めたのかもしれない。